借入依存度が高いと返済能力は低いと評価される

健全とされる借入依存度は30%以下

企業が営業活動を行うときに、銀行からの借り入れ、社債発行による社債購入者からの借金など、他からの借金によって資金の調達が行われます。

 

借金で営業などと思われるかもしれませんが、ごく一般的な資金調達方法です。

 

借入依存度というのを聞いたことがあるでしょうか?総借入÷総資産×100で算出される指標です。

 

総借入の中には、長期借入金、短期借入金、割引手形残高、社債が含まれています。

 

借金となれば必ず金利が加算されています。純資産とは異なるところです。

 

返済に期日が決められており、その期日までに金利による利息を加えて返済をしなくてはなりません。その時に借り入れがあることは資金繰りにも影響は少なくないものです。

 

借り入れ依存度は50%〜60%が許容範囲、60%超が要注意、70%超が要警戒とされています。

 

つまり、借入依存度が高くなるとそれだけ返済能力は低いとして評価をされることとなります。自社資金ではなく、借金は外部資金だからです。

 

健全とされる借入依存度は30%以下

 

難しいと思われるかもしれませんが、健全な借入依存度もあります。金融機関が融資を行うとき、それが個人のキャッシングであればまた審査方法も異なりますが、企業が相手となるとその形は変わります。

 

借入依存度が30%以下であることは基本中の基本として考えることができるでしょう。

 

しかし借入依存度が低ければそれでいいということでもありません。たしかに返済する金額が少なければ資金にも触れることなく不安が少ないでしょう。

 

ところが、そればかりでは企業の経営状態を把握することはできません。そこで近年注目されているのはキャッシュフローです。経営状態だけではなく運用能力も評価対象の一つとなりました。