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出光クレジットの不動産担保ローンを徹底分析

ビジネスローン   13 Views

近年、ビジネスシーンといわれる商品は銀行ではあまり推進されていません。一方銀行以外の金融業者では様々なビジネスローンが商品化されています。

クレジットカード会社である「出光クレジット」でも「不動産担保ローン」のビジネスローンが商品化されています。不動産担保を活用して最高1億円までの高額資金調達が可能です。

出光クレジットの不動産担保ローンとは?

出光クレジットは石油会社で大手の出光興産と永久不滅ポイントで知名度の高いセゾンカードで有名な東証1部上場の㈱クレディセゾンがそれぞれ50%ずつ折半で出資したクレジットカード会社です。

1986年設立でクレジットカード事業がメインですが、無担保ローン、カードローンなどの個人向けローンの他、事業者向けの不動産担保ローンを提供しています。

事業者向けの不動産担保ローンは、業界大手のセゾンファンデックスが保証を行う商品です。不動産担保を活用して最高1億円の資金調達が可能です。

商品概要(2019年7月1日時点)

対象者 法人・個人事業者(満20歳以上70歳以下、完済時85歳未満の方)
融資金額 100万円~1億円未満
融資金利 固定 年2.60%~9.80%
実質年率 年15.00%以下
遅延損害金 年14.60%
返済期間・返済回数 3年~15年・36回~180回
返済方法 毎月元利均等返済
返済日 毎月7日 指定口座からの自動引落し
資金使途 運転資金(仕入れ・買掛金の支払いなど)・設備資金・事業者向けローンの組み換えなど
担保 全国(一部対応不可) 法人または代表者および代表者の親族が所有する不動産、法人の役員が所有する不動産に、保証会社を抵当権者とする抵当権を設定
連帯保証人 原則不要 法人の場合は代表者の個人保証が必要
保証会社 株式会社セゾンファンデックス
事務手数料 事務手数料:融資額の2.0%(+消費税)以内)・印紙代・登記費用・振込手数料
期限前返済違約金 返済元金3.0%以内(契約から3年経過後は無料)

適用金利は2.6%~9.8%。不動産担保の銀行融資に比較すると、高めの設定となっています。

〇毎月の返済例(融資利率9.80%の場合)

返済年数(回数) ご融資額
500万円 700万円 1,000万円 2,000万円
10年(120回) 65,523円 91,732円 131,046円 262,091円
15年(180回) 53,120円 74,368円 106,240円 212,481円

必要書類

<仮審査後の必要書類>

法人融資の場合

  • 法人代表者の本人確認書類 運転免許証(運転経歴証明書)、パスポート、個人番号カード、健康保険証など
  • 法人代表者の住民票(世帯全員分の記載があるもの)
  • 法人代表者の収入証明書 源泉徴収票(必須)、確定申告書など
  • 法人の本人確認等書類 商業登記簿謄本、決算報告書(直近2期分)、事業計画書など(新規事業の場合は、創業計画書など)
  • 担保提供予定者の納税証明書(固定資産税・所得税・法人税など)
  • 担保予定不動産のローン残高が確認できる残高証明書、返済予定表など

個人事業者融資の場合

  • 本人確認書類 運転免許証(運転経歴証明書)、パスポート、個人番号カード、健康保険証など
  • 住民票(世帯全員分の記載があるもの)
  • 収入証明書 確定申告書(必須)
  • 事業計画書など(新規事業の場合は、創業計画書など)
  • 担保提供予定者の納税証明書(固定資産税・所得税など)
  • 担保予定不動産のローン残高が確認できる残高証明書、返済予定表など

その他必要に応じて例えば次のような書類の提出が必要になることもあります。

  • 地主承諾書、借地契約書(借地物件の場合)
  • 返済予定表、直近3か月の引落し状況がわかる通帳のコピー(借換えの場合)
  • 物件の稼働率が分かる書類(レントロール)(賃料収入のある物件をお持ちの場合)
  • 購入予定の物件、設備等の金額が分かる書類(見積書、チラシ、契約書等)(設備資金の場合)

<契約時に必要な書類>

  • 実印
  • 印鑑証明書(3ヶ月以内のものを2通)
  • 銀行届出印
  • 登記済権利証

手続きの流れ

①申込
インターネット、FAXのいずれかで申込を行います。

②仮審査
申込内容をもとに、仮審査が行われます。結果は最短即日で通知されます。

③必要書類の提出
仮審査結果連絡後、必要書類を準備、提出します。

④本審査
提出された書類をもとに本審査が行われます。

⑤契約
必要書類を持参して、来店で契約を行います。担保物件の所有者が(代表者)本人様以外の場合には物上保証人として所有者の方にも契約に立ち合っていただく必要があります。

⑥融資
担保不動産に根抵当権設定など担保設定手続きを経て、融資が実行されます。

出光クレジット不動産担保ローンは審査に通りやすい?

金融機関の融資審査は以下のようにいわれています。

  • 銀行系は審査が厳しい
  • 消費者金融系は審査が緩やか

クレジットカード会社などの信販系は「銀行系と消費者金融系の中間程度」とされています。つまりクレジットカード会社である「出光クレジット不動産担保ローン」でも「銀行系よりは通りやすいが消費者金融系に比較すると厳しい」と判断できます。

特に銀行では敬遠されがちな「赤字決算」などの事業主などでも審査に合格できるチャンスはあります。

提供される不動産についても、銀行では以下のような物件は敬遠されがちです。

  • すでに先順位で担保設定がされている物件
  • 第三者所有物件
  • 借地権付き物件

出光クレジットのホームページの「よくあるご質問欄」では、これらの物件でも対応可能とされています。この点からも柔軟な対応が期待できます。

当然、審査に合格できるかどうかは申込を行ってみなければわかりません。ただしこのような情報がホームページに明記されていることから審査基準は柔軟性があると判断できます。銀行では審査に合格できるか不安と感じる事業主は一度申込を行ってもよいでしょう。

即日融資には対応していない

出光クレジット不動産担保ローンの仮審査回答は「最短即日」とされています。ホームページから申込を行い、最短その日に審査結果を受けることが可能です。

ただし融資実行は「最短10営業日」とされています。不動産担保ローンの中では早めの対応ですが、申込を行ったその日に融資を受ける「即日融資」には対応していません。

出光クレジット不動産担保ローンの評判

全体評価 4.0点
建設業経営・借入希望金額5,000万円 50
無事借入できました
保有不動産を有効活用したいと考え、取引先に紹介された出光クレジットで申込を行いました。審査回答はその日の内に受けることができ、2週間後に借入できました。金利はそれほど低くはありませんが、概ね満足です。
全体評価 3.0点
小売業経営・借入希望金額1,000万円 50
審査回答時間にびっくり
不動産担保ローンは審査結果が出るのに時間がかかるイメージでしたが、出光クレジットに申し込んんだところ、その日に仮審査の合格の回答を受けることができました。申込はインターネットで行うことができ、本当にびっくりです。
全体評価 2.0点
飲食業経営個人事業主・借入希望金額500万円 30
不合格でした
インターネットから出光クレジットに申込ましたが、残念ながらその日の内に不合格の連絡が。残念ですが回答が早かったのが救いです。

出光クレジット不動産担保ローンのメリット

①仮審査回答は最短即日

インターネットから申込を行い、仮審査回答は最短即日で受けることができます。ただし融資までは最短10営業日が必要とされており、即日融資を受けることはできません。

②最高1億円の高額融資

不動産担保を活用して、最高1億円までの利用が可能です。あらゆるビジネスシーンでの高額資金調達に対応できます。

③柔軟な不動産取扱

  • 家族所有不動産
  • 他の金融機関へ担保提供されている不動産
  • 借地権付き物件

このような銀行では敬遠されがちな不動産でも、内容次第で担保として取り扱いできます。

出光クレジット不動産担保ローンのデメリット

①実質年利は年利15.0%

適用利率は「年2.6%~9.8%」と低めに思えますが、事務手数料を含んだ実質年利は「15.0%以下」とされています。不動産担保、特に銀行融資に比較すると高めと言わざるを得ません。

②中途解約手数料

契約から3年以内の繰上一括返済には、返済元金の3.0%の中途完済手数料が必要となります。一括返済を行うのであれば契約から3年経過後がおすすめです。

まとめ

一見金利が低めに見えますが、事務手数料を含めた実質年利は15.0%以下と、銀行融資に比較すると高めとなっています。その他契約3年以内の中途解約手数料など、諸費用の負担も考えておく必要があります。

一方、審査基準などは銀行融資に比較すると柔軟です。特に担保不動産では銀行が敬遠しがちな「先順位設定済」「借地権付き物件」なども条件次第で対応可能です。銀行は敷居が高いと感じる事業主は、利用を検討されてもいいでしょう。

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ライター紹介 ライター一覧

若松 貴英

若松 貴英

保有資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士(中小企業主資産相談業務)・AFP(日本FP協会認定)/金融業務検定(法務上級)/銀行業務検定(法務2級・財務3級・税務3級)など。銀行勤務時は融資のスペシャリスト」(悪く言えば「融資しか知らない」)として勤務していました。そのため「借入」に対しる知識や経験には自信があります。

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