クレジットカード現金化の仕組みについて

クレジットカードの現金化に注意!!

「クレジットカードを提示していただければ融資を行います!!」

 

このようなDMや街頭広告を見かけたことは無いでしょうか。普段の生活でも利用する機会の多いクレジットカード。複数枚所有されている方も多いのではないでしょうか。

 

このクレジットカードを利用して現金を貸出する手法が、近年増加しています。大きな社会問題となっている「クレジットカードの現金化」について考えてみましょう。

 

クレジットカードの現金化の仕組み

 

そもそもクレジットカードの現金化の仕組みとはどのようなものでしょうか。

 

クレジットカードは、街中の買い物などで利用する「ショッピング枠」が設定されています。またこれとは別に、現金を借入する「キャッシング枠」が設定されているクレジットカードも増えています

 

通常「ショッピング枠」を利用して、直接現金を借入することはできません。しかし「ショッピング枠」を利用して現金を貸し出す商法、これが「クレジットカードの現金化」です。

 

クレジットカードの現金化とは、ショッピング枠を利用して利用者が購入した商品や金券を、業者や第三者が買い取ることで現金を入手するという手法で、次の3種類に分類されます。

 

金融業者が方法を指示し、商品などを買い取る

クレジットカードのショッピング枠を利用して第三者から換金性の高い商品を購入し、その商品を金融業者が買い取る商法です。

 

通常は購入代金よりも低い価格で買い取られますので、利用者は購入した分だけクレジットカードの返済を行わなくてはいけません。

 

例えばクレジットカードを利用して50万円の商品を購入し、その商品40を万円で金融業者が買取します。

 

この場合、差額の10万円は手数料となり、利用者は40万円の現金を手に入れることができますが、後日クレジットカード会社からの請求に基づき、50万円のクレジットカード代金の返済を行わなくてはいけません。

 

金融業者が商品などの販売と買取の両方を行う

クレジットカードのショッピング枠を利用して、金融業者から直接商品を購入し、その商品を金融業者が買い取る商法です。

 

この場合も、通常は購入代金よりも低い価格で買い取られますので、利用者は購入した分だけクレジットカード会社からの請求に基づき、クレジットカード代金の返済を行わなくてはいけません。

 

金融業者が方法のみを指示する

金融業者の指示に従い、クレジットカードのショッピング枠を利用して第三者から換金性の高い商品を購入し、その商品を第三者が買い取る商法です。

 

通常は、利用者が金融業者に対して何らかの負債を背負っている場合に利用されます。この場合、第三者も金融業者とつながりがある立場の方となります。

 

販売した代金を金融業者に対する返済などに充てるため、利用者は実質的には現金を入手することができなくなるだけでなく、クレジットカード会社からの請求に基づきクレジットカード代金の返済を行わなくてはいけません。

 

クレジットカードの現金化は契約違反

クレジットカードの現金化は完全に契約違反にあたります。

 

クレジットカード会社の規約により、クレジットカードを利用して購入した商品は、支払いが完全に完了するまで転売は禁止されているのです。

 

万が一この事実が発覚した場合には、カードの利用停止、未返済分の一括返済を請求されることになります。また自己破産などの法的措置を行う場合には、免責行為とみなされ、借金が整理できなくなる危険があります。

 

しかしどうしても早急にお金が必要な場合には、クレジットカードの現金化の宣伝が魅力的に感じるかもしれません。

 

巧みな広告につられて利用してしますと、後々かえって困る結果になりかねません。クレジットカードの現金化を取り扱っている金融業者は、大半が違法業者、いわゆる「ヤミキン」です。

 

決して関係を持たないようにしましょう。